不動産のツボ HP版 <おもしろネタ 編>

新築・増改築工事
住宅ローン
おもしろ情報
購入・売却ノウハウ
不動産業界で働く

<電気配線をネズミが齧る>

あるとき、「電気配線や給配水管をネズミが齧るから心配」

と、おっしゃるお客さんが当社分譲現場に来られました。


よく聞いてみると、築100年ほどの古い家にお住まいで、

実際に電気配線を齧られて大変な目に遭ったようです。


古い屋敷の床下は柱と束(つか)だけでスカスカだったりしますから、

ネズミが床下から壁内部に入ったりする事は十分にありえます。

コウモリが壁の中に住んでいたという話も、その一例です。

現代工法では室内の電気配線は壁の内部を通してます。また、江戸時代や明治時代の古い家なら

既存建物に後から電気配線工事をしたでしょうから、床下を通している電線も多いものと思われます。


また、そんなに古い屋敷でなくても、例えば屋根裏換気口の網が破れたりしていると、

そこからネズミやイタチが入り込んできて、同様に壁内部を伝ってどこにでも行けたりします。


実際に私の家でも、電話線用の空配管を宅内に引き込むため、 父が天井裏換気口の金網に穴を開けました。

で、数年後に電話線が不要になった時に父は、空配管を引っこ抜いただけで穴を塞がずに放置しておいたら、

そこからイタチが年に何度も侵入してきて天井裏をバタバタ走り回るという事件に”私が”悩まされました(笑)


なので、小動物が宅内に入り込む隙間があれば、侵入して配線を齧り切ってしまうと言うことはあり得ます。

しかし、近年の工法では、 基礎から床下の間にネズミが入る事はありません。 スキマが無いのです。


仮に何かの間違いで入ったとしても (例えば建築完了前で出口を塞ぐ前に入った場合など)、

それがネズミやイタチなら、食べる物がないので間もなく死んでしまうでしょう。

そもそも、 シロアリ予防の薬を散布するので、 ネズミや害虫は近付かないのですけれど。


また、 水道の配管というものは給排水管とも、 土中に埋めて直線で給排水口の直下まで敷き(埋設し)、

ユニットバスや洗濯機設置場所やキッチンなどの給排水口へ垂直に立ち上げるのが普通です。

たまに、ベタ基礎のコンクリートを打った上に 塩ビパイプを敷設することもありますが、それは特殊なケースです。

また、電気配線でも特別なものは 床下を通すことがあります (その場合、大引きなどに固定するのが普通です)。

とにかく、配線や配管がネズミにかじられるということは、普通なら起こらないのです。


なので、これから新築される方は何も心配する必要はありませんが、

古い家に住んでいる人は、建築業者にドンドン質問して不安な項目を全てクリアにしましょう。

ただし、固定観念に捉われない様にしてください。

現代の家造りは相当に進歩しているという認識は持って頂いてよいと思います。 2009/04/01

天井収納庫に入れてはダメな物 <
不動産のツボ HOME
> 不動産のツボ ブログ版

inserted by FC2 system