不動産のツボ HP版 <住宅ローン 編> |
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<住宅金融公庫> 私が不動産業から引退したのは2001年の事。 当時「住宅金融公庫」という機構があったが、”住宅金融支援機構”と改称し、今も存続している。 (国の機関だから、なくなる事はないとは思っていたが、案の定・・・。)
但、公庫の利用にあたっては、いろいろと条件があった。例えば(当時の規定)、 ・年4回の申込期間内にしか受け付けない などなど、全ての規定を熟知するのはかなり大変だった。
新築分譲をやっていれば知っておく必要があるが、中古住宅にはほとんど公庫を使わないからだ。 中古マンションなら稀に利用する事もあるが、中古の一戸建にはメッタに公庫を使わない。 中古住宅購入融資(略して中古公庫)は、 ・物件の仕様が公庫の規定に適合しているかどうかを証明する必要がある。 また、手続きが面倒なので不動産業者も嫌がるし、 何かと時間・期間がかかるので、その家の売主も嫌がる。 持ち家が売れて初めて、 売主の次の行き先の契約条件が決まるからだ。
あげくの果てには、窓口になる銀行の担当者でさえ、 「公庫は面倒な上に、ウチの銀行の儲けもほとんどないから、正直、イヤなんですよね・・・。 と、言う奴もいるくらいだ。
だから、 いろんな理由を並べたてて客に公庫を使わせない不動産屋は多い。 逆に、私はいつも、こう言っていた、 「なるべく公庫を使う方がいいですよ。固定金利で安心だし、国の機関ですからね。」 それを聞いて、私を信用してくれた客は多かっただろうと思う。 3000万円以上の多額の融資を受ける場合は、 せめて半分は公庫からの融資にする方がいいだろう、と、私自身も思っていましたし。
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