不動産のツボ HP版 <新築・増改築工事 編>

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<床の補強>

建売住宅ではなく、 ”売り建て住宅”(=契約してから建てる)を買うなら、

建築に関しても、ある程度の融通が利き、要望も通る場合があります。


例えば、 ピアノや重い本棚を設置する場合など、 床の補強をしておく方がいいですが、

普通、1〜2ヶ所くらいなら無料でやってくれます。何ヶ所もやると、さすがに追加費用となりますが。


床の補強とは、具体的には、 根太(ネダ)の本数を増やす事です。

床を作る工程を大雑把に言うと、 大引きと大引きの間を、 細い角材(ネダ)を渡して、

その上にフローリング材()を載せていく。 この根太の本数を2倍にするのです。

建築業者は「フロアー」と呼びます。


補強するのが1ヶ所なら 角材の本数も多寡が知れています。

早めに重量物を置く場所を決め、担当者にお願いしておくといいですね。


床補強があるなら、天井や壁の補強というのもあるのでは?と思われる事でしょう。

シャンデリアを吊る場合等は天井の補強、手すりを付ける場合等は壁の補強をします。


壁の補強と言っても、その場合、下地の材料を一部変更するだけです。

壁の下地は原則として石膏ボードを使うこととされているのですが、

石膏ボードだとネジが立たないので、手すりの部分の下地はベニヤ板になります。


なお、木造住宅の場合、重いピアノ等は3階には置かない方がいいでしょう。

特に間口の狭い建物の場合、地震の際に揺れが激しく家に負担がかかりますから。

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