不動産のツボ HP版 <新築・増改築工事 編>

新築・増改築工事
住宅ローン
おもしろ情報
購入・売却ノウハウ
不動産業界で働く

<天窓の功罪>

天窓とは、屋根に窓を嵌め込んだものです。

ハメ殺しのものと、開閉できるものがあります。

天窓は主に、敷地が狭くて

採光計算をクリアできない場合に用います。

天窓を採用すると非常に明るいので

モデルハウスでうまい演出をされていたりすると

それだけで天窓に対する憧れを持つ人もいます。

私の親戚で、建替えの相談に来た男がいました。

「天窓をココにとりたいんだけど、どう思う?」 (いいアイデアだろ?とでも言いたげでした)


天窓のメリットは明るくなることです。 そのメリットは目に見えるので分かりやすいのですが、

しかしデメリットは目に見えないので、 プロの目から素人には教えておくべきだと思いました。


「天窓を開けると明るいからね。 でも雨漏りの原因になるから、10年後に修理する覚悟をしておく様に」

と言ったら、驚いていました。


屋根はただでさえ雨漏りが心配な部分です。

適切な勾配に設計し、適切に工事すれば、

強い横風で吹き降りにならない限り、屋根から雨漏りすることはないでしょう。


が、天窓とは屋根に穴を開けることです。 いくら水切りをキチンとしても、 パッキンは劣化していきます。

屋根部分は特に寒暖差・温度差が激しいので ゴムなどの樹脂性パッキンは劣化が進みやすいのです。

その土地の気候や日当たり条件によりますが、 10年くらいでパッキンを交換する覚悟をしておくべきです。


親戚は住宅ローンについて、 返済がキツイと言っていたので (そう言う人に限って余裕があるものですが)、

後々お金がかかる可能性があるという事を伝えておきましたが

「多寡がお金で済む話」と思えるなら、天窓に反対はしません。人それぞれ思い入れがありますから。

価値観の違いでしょうけども、私なら、自分の家には絶対に天窓を採用しないでしょう 。2009・05・20

ベランダが雨漏りの原因に <
不動産のツボ HOME

> 防音室の導入

inserted by FC2 system