不動産のツボ HP版 <新築・増改築工事 編>

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<くさい浄化槽も暫く我慢>

下水道が敷設されていない地域では

各戸に浄化槽を設置しなければいけません。

昔は浄化槽を入れるのではなく、

汲取り式便所にすればよかったのですが

今やそんな時代ではありません。

さて、新築分譲地に 同じメーカーの同じ浄化槽を入れても

ほとんど臭いのしない家庭もあれば、

1年経っても悪臭が消えない家もあります。

自治体が敷設する下水道は、各家庭から出る汚れた排水を、汚れたまま排出すればよく、

工事の際、固形物を含む排水が途中で詰まらないよう、配管に勾配をつければトラブルはほぼ皆無です。

下水道が敷設された地区では、前面道路に下水管が埋め込まれているので、そこへ流すだけなのです。


一方、浄化槽というのは、汚物を含む生活排水を各家庭から排出する前に、

微生物(バクテリア)の力で分解し、きれいにしてから前面側溝へ流すものです。

自宅敷地内に埋め込んだ浄化槽で処理してから流すので、少ない確率ながらトラブルは発生しえます。


浄化槽のトラブルとして最も多いのはくさい匂いが発生することでしょう。


全ての家庭で悪臭が発生するのではありませんが、ニオイのきつい家庭では頭が痛くなるという人もあります。

若干、気のせいかとも思いますが、確かに毎日の事ですから嫌になる気持ちも分かります。

(臭いがしない日もあったりします。私の経験上、雨の日はマシなことが多いように思います)


自分の家は臭くてたまらないのに、 隣は無臭だったりするとと思ってしまいますが、

この違いの原因は実はよく分からないのです。


「糖尿病の薬を飲んでいると、 浄化槽内のバクテリア(細菌)が死滅し、浄化できなくなる」

というのはよく知られていますが、糖尿でない家庭でも臭いのです。

他には、

・洗濯で大量に水を使った直後は一時的に処理能力が落ちるだとか、

・食生活に原因があるかもしれない とか・・・ ですが、

浄化槽の機械が故障や欠陥品とは考えにくいし、 浄化槽メーカーでも原因が分からないのです。


私の経験では、1年で臭いは消えなくても、 2年経つと消える家庭がほとんどです。

結局はバクテリアの処理能力次第ですから、定着・繁殖・活発化を待つしかないのです。

なので自発的にできる事は 微生物が定着しやすいよう 排水に気をつける、 といった事くらいですね。

パイプマンなどは使わない方がよいでしょう(浄化槽の件以外でも、使わない方が良いです)。


なお 「浄化槽内に土を入れてやれば  微生物が増えるから効果的だ」 などと言う人もいますが、

あまり効果はありません。<<結論>>長くても2年ほどの我慢と割り切ってください。2009/4/22

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