不動産のツボ HP版 <新築・増改築工事 編>

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<吹き抜けの家 メリット・デメリット>

吹き抜けの家は、とても感じがいいですね。


初めて吹き抜け玄関を見た人は、

その豪華さに度肝を抜かれるかもしれません。

なので「吹き抜け」を売りにしている会社も多いです。


しかし、実際に住んでみると、

意外と大変なことに気付きます。

凡そ、どんな事にも短所と長所があります。

立派で豪華な吹き抜けの家にも勿論、欠点はあります。


例えば、電球の交換

照明器具は吹き抜けの天井部分に付いているのがほとんどでしょう。

せいぜい、天井より少し低い位置の、壁面についている程度です。


豪奢な感じに見せるためには、高い位置に照明器具を設置して照らし、

客人に吹き抜けの高い天井を見せつけなければゴージャスな感じがしませんから。


なので、必然的に1階の床から5m以上の高さに照明器具が取り付けられています。

イスや机に登って電球交換が可能な、 たかだか2m50cm程度の高さとは ワケが違います。

脚立を、それもかなり長目の脚立を使わないと交換できないのが殆どです。


また、採光のためにFIX窓(開閉不可のハメ殺し窓)が 2〜3箇所とってある場合もありますが、

その高い高い位置にある窓拭き・窓ガラスの掃除も気軽にはできません。


窓のような凹凸がある部分の掃除や、 天井の隅などにできたクモの巣を取り去るのも、

天井が高ければ高いほど、幾何級数的に大変になります。


吹き抜けの家に住むのは、例えて言うならば、

見た目は美人(美男)でも、 派手で金遣いの荒い人と結婚するようなものです。

それでもいいという人は必ず居ますから、 最終的には個人の価値観ですけど。2009年3月18日

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