不動産のツボ HP版 <購入・売却・買い替えノウハウ 編>

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<金融物(きんゆうもの)>

不動産には基本的に 「掘り出し物」はありません。

しかし、ごくまれにですが、

超お買得「掘出し物件」が出る場合があります。


そういう物件は、 得てして

電鉄系や財閥系の大手仲介業者からは売りに出ず、

地元の不動産業者から売りに出されます。

その理由と事例、傾向と対策を書いてみましょう。

当社が扱った物件で、 最も印象に残っているのが 消費者金融から回って来た物件でした。


物件売主である夫は公務員で実直な性格でしたが、 妻が精神耗弱で新興宗教にのめりこんでいました。

また妻はパチンコ好き。電気・ガス・水道代も支払えなくなり、最後は借金が嵩んで自宅を売ることに。

市街化調整区域で駅からは遠いものの、 既存宅地なので建替え可能な 150坪の土地付き建物でした。


案件を持ち込んで来る金融業者は、不動産で儲けるのが目的でなく、早く売って貸し金を回収するのが狙い。

よって価格設定はかなり安くするのが普通です。こういう敷地の大きな調整区域の物件は売買事例が少なく、

適正価格の設定が難しいのですが、2980万円で売却開始したところ、即日申込・2日目契約に至りました。

前道は2項道路で幅員は狭いのですが、 両面道路ですし、 何より間口が広いので車の出入りも楽です。

敷地内は柿や梅などの果樹が多く「現況・畑」の部分も広く、 田舎の雰囲気が好きな人にはお買得でしたね。


さて、 一度そういう物件を成約させた不動産業者は、 次からも金融業者がドンドン物件を持ち込むので、

再び同じ不動産屋から格安物件・掘り出し物・金融物・お買い得物件が売りに出される事が多いです。

金融業者も忙しいので、気心の知れた地元業者に持ち込むのが当然の流れなのです。


それと、地元に何年も根を張った、それこそ地元で生まれた人が創立した不動産屋は情報量が違います。

地域に食い込んでなければ知りえない情報、例えば「γ※村の地下から・・・」なんて話とか。

一方、大手の、例えば電鉄系や財閥系の仲介業者の営業マンには、転勤があります。

転勤組でなくても、1時間かけて隣県から通勤してくるサラリーマンとかザラに居ます。

大手業者にも長所がありますが、こと地域に関する情報量は地元業者に軍配が上がります。

よって消費者金融の方たちは、大手でなく、地元密着業者を好んで物件相談をすると考えてください。


なので、 そういう業者に事前に希望を伝えておくと 優先的に掘り出し物件情報が回ってくるのでおススメです。

掘出物は「即売れ」の場合が多いので、 不動産業者も一発必中を狙って優良顧客から順番に紹介していきます。

自分の年収・住所・勤務先などの個人信用情報を隠す人には 「掘り出し物」情報も回って来ないと考えてください。

「社会」=「人間関係」。営業マンとも人間関係を築いておくのが、掘出し物を他人より早く得るコツです。2009/4/8

前面道路の登記簿謄本 <
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