不動産のツボ HP版 <購入売却ノウハウ 編>

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<住まいの買換えは新築物件へ>

住まいの”買換え”は、新築物件にするのがセオリーです。


中古物件は、 いくら手入れが行き届いていても、多少の改装が必要なものです。

ですから、中古住宅に買い換えた場合、持ち家の引渡し猶予をもらい、

売却代金をもらった後、猶予期間中に大急ぎで買換え先を改装するのが普通です。


その間は代金をもらった、即ち、既に人手に渡った家に住み続けるのですから、

持ち家の売却契約の際、買主にお願いしておかねばなりません。

”お願い”の行為自体は、仲介業者がやってくれますが


持ち家の無い人の新規購入なら、改装が終わってから入居すればいいのですが、

買換えの場合は、持ち家を売った代金を買換え先物件の支払いに充当するので、

極力、買換え先の改装を早く終わらせて引越し、

持ち家を早く引き渡さないと持ち家の買主に迷惑がかかります。


最悪のケースでは、猶予期間に持ち家が火事にあったりした場合など、

自分の負担で原状復帰(つまり、建て直す)して買主に引き渡さねばなりません。

もちろん、そんな事は滅多にない事ですし、私も何度もそういう取引をしてきて

一度も火事などにあったことはありませんが、可能性はゼロではないのです。

これが、中古への買換えを避ける最大の理由です。


さて、事情により、どうしても中古物件に買い換える事になったとします。

で、改装工事が必要な場合、 壁のクロス貼替えが最も忙しい工事になります。


最短3日間で下記の改装を済ませたことがありますが、事前に売主の協力を得て、

各部を採寸して用意しておかねばとても無理です。普通は急いでも1週間かかるでしょう。

ほぼ全室のクロス貼り替え、ベランダの取り付け、 作り付け本棚の設置、
  畳・襖交換、LDKのカーペット⇒フローリング化、風呂の部品交換などでした)


上記工事のうち、実は、クロス貼り替えが最も大変なのです。


フロアー張替えが工事としては最も大掛かりなのですが、 幅木と床を撤去後、

フロアー材をガンで撃って固定するだけなので 意外に早く終わります。

そして、クロスは床工事の後になるのです。


また、古いクロスを一旦めくり、 下地の凸凹を取ってから新しいクロスを貼るのですが、

古いクロスが頑強に貼り付いていたりすると 下地ならしが大変なのです。

クロスを貼る作業そのものは簡単ですが、 メクリ→下地ならし に時間を要すのです。


こういう忙しい工事は、監督さんも大変なので、 お互いになるべく避けたいものです。

工事が遅れると、本人だけでなく、持ち家を買ってくれた人にも迷惑がかかってしまう恐れがあるからです

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